発達障害の診断と誤った対応について

この記事は昨日の記事『小・中学校における発達障害児の現状』という研修を受けてきましたからのつづきです。

これは教師が陥りやすい対応だそうです。

●診断によって誤った価値観を持ってはいけない
「障害は治らない」→仕方ない
「この行動を分かってあげないと二次障害になる」→大目に見る、放任

●医学モデルだけで、子どもを見てはいけない
落ち着きがない、衝動性のある子ども→すべてADHD?
対人関係が苦手、パニック→すべて自閉症?

以下は講師の見解です。
子どもの行動は多角的、総合的に分析されるべきでICFの視点で捉えられるものである。
発達障害そのものを解消・克服させることを目指すのではなく「生きづらさ」の改善を環境因子・個人因子を考慮しながら、共に考えていくこと。
できないことをできるようにさせることが、いい目標ではない。

ICFは福祉の勉強をしていると必ず学ばされますが
教育課程ではどうなのでしょうか。
養護教諭の先生には学習されていてもおかしくはありませんが。

教育の場では、できないことをできるようにさせようとしてしまうことの錯覚、
特別扱いをすると他の子供たちから不満が出るので不平等だ、
ごほうびをあげるのは物で釣るようでよくないことだなどその先生の価値観や信念が
適切な対応を考える、または思いつくことを妨げてしまっているようです。
そのような一方づいた考えに陥っているときに、子どもの診断名を知ると
もしくは発達障害かもしれないという思いがよぎると上記のような決めつけた対応に
なってしまうのかもしれません。

計算ができないことをできるようにさせるのが目標ではなく
どうやったらできるようになるかを考える。
大人になればいつも暗算をしているわけではありません。
この場合、電卓の使い方を教えることのほうが子どもの将来に役立つはずですし、現実的です。

このように支援を具体的に示すものが、個別の指導計画です。

次回はこの指導計画の立て方を事例とともに紹介します。


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